ニューキャッスル港はオーストラリアの、製鉄原料炭及び一般炭(発電用石炭)輸出主要港です。 港の入り口にはNOBBY’S HEAD 灯台という白い灯台があり、港の管制(VTIC=Vessel Traffic Information Center)もこの灯台敷地内にあります。 また本船の到着時間もこの灯台を基準として決められ、灯台から引いた10マイルの弧に達した時間が公式の到着時間となるため非常に重要な役割を果たしています。 ニューキャッスルで印象的なのは、丘の上には教会、市街地には日本のような超高層ビルなどはあまりなく、住宅地は広い国土を有する国でならではの平屋中心のゆとりが感じられる街並みです。 一方、積み荷役はあまりゆとりはなく、約83000トンの石炭を17、18時間で積み切ってしまうほど荷役の速い港と言うことで有名です。