社長挨拶

旭海運は本年9月に創業79周年を迎えます。これまで当社を支えて頂いたステークホルダーの皆様のお力添えに心から感謝申し上げます。

当社は戦後の復興は海外から原材料を輸入、加工して輸出する貿易による立国しかないという五島慶太氏の発意により東急グループの一員として誕生致しました。その後、神戸製鋼所殿、日本郵船殿の二大筆頭株主時代を経て2025年4月に日本郵船殿の100%子会社となりました。

この間、当社社船への神戸製鋼所殿からの積荷契約を中心に社業の基盤を築き、その後国内電力会社殿向け石炭輸送により更なる発展を遂げてきました。また、日本郵船殿のドライバルク船の船舶管理を受注したことで管理ノウハウの蓄積や人材育成を図ることができました。

2026年1月に旭海運、八馬汽船、三菱鉱石輸送の3社が統合し「NYKバルクシップパートナーズ株式会社」が誕生致します。旭の「A」のファンネルマークを誇りに当社が79年に及ぶ歴史の中で培ってきた運航業、船主業、船舶管理業を統合新会社に結集し世界を代表する海運会社へ発展して行きたいと決意しております。これまで旭海運に寄せて頂きましたご厚誼に深く感謝致しますとともに新会社への一層のご支援をお願い申し上げます。

2025年6月
代表取締役社長
川口 浩

根元 聡

当社は本年の9月で創業75周年を迎えました。
長年にわたるステークホルダーの皆さまのご愛顧、ご支援に改めて感謝申し上げます。

数多くの不確実性や 変動要因に晒されてきた外航海運業界は今再び大きな環境の変化に直面しています。従来の安全維持・海洋環境の保全に加え、GHG(温室効果ガス )のゼロエミッションへの挑戦は当社の歴史においても全く経験のない大きなヤマと言えます。 私たちの持てる専門性と技術力、そしてESG経営を強化している日本郵船のグループ企業としての強みを活かし、挑戦の歩みを止めることなく活動して参ります。

また、当ホームページを通じて、皆さまの当社へのご理解を深めていただくことや対話にも留意しつつ、グローバルなフィールドで社会的責任を果たし、社会から信頼される存在であり続けたいと切望しております。

引続きのご指導、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2021年10月
代表取締役社長・執行役員
根元 聡