ばら積み船(ばらづみ)とは
ばら積み船(ばらづみ船)を横から見た絵
船には、名前が付けられています。上の絵のふねは「旭丸(あさひまる)」という名前の船で、長さは225m、幅は38m、深さは荷物をいっぱいに積むと13.5mになります。色が緑色の線まで沈んでいる時は13.5mまでの深さがあるという意味です。
一番前には錨(いかり)があり、乗組員が生活をする部屋、エンジン、プロペラや舵は船の一番後ろにあります。このくらいの大きさのばら積み船のスピードは13ノットから15ノット(時速約30km)ぐらいです。
船の中を見て見ましょう。上の絵は「荷物を積んだ時」下の絵は「荷物を積んでいない時」です。
旭丸は7つに分かれた荷物を入れる「船倉(せんそう)」があります。たとえば石炭を積むときはそれぞれ約11,000~12,000トンの貨物を積むことができます。
船に荷物を積まないときは、海水をタンクに入れて船を安定させます。この時の海水を「バラスト水」といいます。旭丸は4番目の船倉にバラスト水を入れることができます。バラスト水があることで、プロペラの部分は海中に入った状態になります。プロペラを回すことで船を動かすことができるのです。
下の写真が船を前から見たものです。
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